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2007年06月07日の記事
まごでんスタッフ提案「川越 街並みめぐり」
こんにちは!まごでんスタッフのようこです。
今回のおでかけ情報は、江戸の雰囲気を現代に伝える川越の街並みをご紹介!
でも実は川越には江戸の街並みだけじゃなく、大正時代の面影を今に残す建築物も数多くあるんですよ。
そんな魅力満載の川越をお孫さんと一緒に楽しく過ごすポイントともにご案内します。
それでは早速行ってみましょう!
川越 街並みめぐり (予想所要時間2時間)
■江戸時代へタイムスリップ!
前回ご紹介した菓子屋横丁を出ると大通りに突き当たるので、そこを右手に進みます。
1分ほど歩いて右を見ると、蔵造りの街並みが出現!「ここはどこ?!」といった気分になります。通りの中央はたくさんの車が行きかっているにも関わらず、まるで時代劇の撮影現場に迷いこんだような感じを受けました。

(写真左)右にある建物は実は郵便局なんです。街全体で景観を統一してるんですね。
(写真右)歴史を感じさせる建物がたくさん!
この街並みを形作る蔵造りの建物は、実は明治26年の川越大火の後に建てられたものが多いのだそうです。街の3分の1を焼いた大火の経験から、川越の商人たちは耐火建築の蔵造りに着目し、江戸の様式を取り入れた土蔵造りの店を建て、それが今日の蔵造りの街並みの景観を築き上げたとのこと。
建物自体は明治以降に建てられたものが多いのですが、その造りは江戸時代のものを継承しているので「小江戸」を呼ばれているんですね。
元来は帳簿や商品など大切なものを盗難や火災から守るために建てられたこれらの建物。太平洋戦争の戦禍も免れ、その頑丈さ故に現代まで残っているのだなーと、歴史を知ってさらに感慨深く街を見ることができました。
こんなに昔の建造物が一ヶ所に残っていて、しかも今だに使われている所なんて
都会の近くではなかなかないですよね。
この一番街の街並みは平成11年12月に「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、平成12年度の都市景観大賞「都市景観100選」 にも選定されています。
そんな日本が誇る文化財でもある街並みを、現代の小さい子が見てどう感じるか、とっても気になる所。さて、どんな反応をしめすのでしょうか?

(写真左)国の重要文化財である「大沢家住宅」
(写真右)入り口には重要文化財である標識が。入館料200円を払えば中を見学することができます。
この一番街に並んでいるのはほとんどがお土産やさんや、食べ物やさんなのですが、お店の建物中そのものに一見の価値があります。
私が立ち寄ったちりめん細工の民芸品を売るお店に奥に、昔の井戸らしきものと汲み上げポンプを発見しました!こんな発見って楽しいですよね(^^)

(写真左)私が立ち寄ったちりめん細工のお店。色とりどりの商品が並んでいて見ているだけで楽しいです。(写真右)昔使われていた井戸らしきものとポンプです!お店の一角にいろんな発見があります。
そうそう。この街を歩いていて、1つ不思議な感覚を感じたことがあったんですが、最初はそれが何だかわかりませんでした。でも、ここにきてやっと判明!
川越の街には電線が1つもなかったんです!建物が立ち並んでいるのに、空が広く見えるなーと思っていたのですが、それもそのはず、電柱がなかったからだと気が付きました。
川越の電線は地中化されているんだそうです。景観を守るためなんですよね。
まさに古き時代のテーマパーク。どっぷり世界観にハマれます。
■ゆっくりした時間が流れる川越
川越の街を歩いていると、とにかくゆったりした気持ちになります。
時間がゆっくりと過ぎているといった感じでしょうか。都会から1時間ほど電車に乗ってくると、こんなにも時の流れが違うんだなーと思いました。
普段、都会で生活しているお孫さんにもこのゆったりした気分を味合わせてあげてほしいなと思います。
川越の街を歩くときは特に予定は決めずに、足の赴くまま歩くのをオススメします。
そして気になった場所があれば立ち寄ってみると、いろんな発見をすることができるのではないでしょうか。

路地に入ったところでお昼寝をするネコを発見。気もちよさそ~
さてさて、あてもなくのんびり歩いた後は、川越の名所めぐりにいきたいと思います。
まずは「時の鐘」は行くことにしました。
「時の鐘」へは一番街を真ん中まで来たあたりに「時の鐘入り口」という信号機があるので、そこを曲がります。
するとすぐに空高くそびえ立つ建物が見えてきます。「時の鐘」の高さは約16メートルで、奈良の大仏と同じくらいの高さがあるそうです。
また、1日に4回(午前6時・正午・午後3時・午後6時)に鐘が鳴るとのこと。鳴る時間を見計らって訪ねるのもいいと思います。残念ながら私は、鐘の音を聴くことはできませんでした。

遠くから見た「時の鐘」
■大正浪漫のかほり
川越に残っている歴史的建造物は江戸風建築だけではありません。大正時代に建てられた洋風建築も今だにその華麗な姿をとどめています。
蔵造りの街並みが続く一番街を行くと、ひときわ目をひく洋風建築が見えてきます。
それが下の写真の「埼玉りそな銀行川越支店」です。

「埼玉りそな銀行川越支店」外観
この建物は大正7年に「旧八十五銀行本店」として建てられたものだそうです。設計は保岡勝也(保岡勝也に関するデータはこちら)という住宅作家の先駆者だそうで、このモダンな姿は川越の伝統的な町並みの中で建築の歴史のあゆみを示す象徴としても、広く親しまれ、国の登録有形文化財ともなっています。
もちろん、今でも使われているんですよ。
この他にも、川越には歴史的な洋風建築もたくさん見ることができます。

(写真左)国の登録有形文化財になっている「手打ちそば百丈」(「手打ちそば 百丈」のホームページ“http://www.100-jo.jp/”)
(写真右)こちらも国の登録有形文化財である「川越商工会議所」

こちらは文化財ではありませんが、なんだか私には懐かしい映画館を発見!昔、地元にはこんな映画館がありました。
残念ながらここは近日中に閉館となるそうです。
川越には、その名も「大正浪漫夢通り」という、上にご紹介したような洋風建築が立ち並んでいる通りもあるんです。
日本の建築も欧米化されたものが主流となっている現代ですが、ここにある建物は洋風建築とはいっても、現代のものにはないモダンさがやはり魅力的です。
こういった芸術的なものにたくさん触れさせてあげると、小さなお子さんはいろいろと感じて、それが将来やりたいことにつながる可能性も!?
■川越はとにかく見所満載です!
そうそう!一番街やその他の通りでも菓子屋横丁と同じように、一休みできるところがたくさんあります。
お店の奥に無料休憩所を設けているところもありました。お孫さんと一緒に行くのにとても親切な街だなーと思いました。

(写真左)店頭に「無料休憩所」ののぼりが!
(写真右)奥に入るとテントが張られ、椅子や机が並べられていました。
さて、川越の主な名所を見終わったところで、今回はおしまい。
でも、川越には他にも、国指定史跡「河越館跡」・重要文化財「喜多院」・日本100名城に選ばれた「川越城本丸御殿」などなど、たくさんの名所があります。
どれもバスでめぐることができるので、お時間のある方は是非これらも回ってみてください。
江戸から、大正のモダンな雰囲気まで、時代の流れも感じさせる川越の街並み。
一度で、たくさんの歴史に触れることができます。
また、余談ですが毎年10月の第三土曜日と日曜日には「川越まつり」という、江戸時代から現代まで350年あまり続いているおまつりも開催されるそうなので、そちらもチェックしてみてください。
江戸の様式を取り入れたこのおまつりは、東京のおまつりが山車からおみこしに代わった今、江戸の天下祭の面影を伝えているんだそうです。
おまつりの時期は限られていますが、川越の一番街には「川越まつり会館」があり、そこで1年中「川越まつり」の雰囲気を味わうことができます。

(写真左)川越まつり会館。日曜と祝日にはお囃子の実演があるそうです。
(写真右)まつり会館入り口。
川越は本当に見所が多いので、自分なりの楽しみ方を見つけてみてくださいね。
行く度にいろんな発見がありそうなので、また行きたくなること間違いありません!
また、お孫さんと事前にどこに行きたいか、どうやって周るかなど一緒に計画を立ててもよいかもしれません。事前に計画するなんて、なんだか社会科見学みたいできっと楽しいですよー。
春夏秋冬によっても見える景色が変わりそうですよね。
私もまた違う季節に行ってみたいと思いました。
それでは、まごでんスタッフが提案する「川越 街並みめぐり」はこれにて終了です。
お孫さんと一緒に楽しめるポイントはこちら!
・江戸から大正までの歴史的建造物をたくさん見ることができる!
・路地を入っていくと、昔使われていたものなどの発見あって楽しい!
・昔使われていたものをその場で見せながら、昔の生活の様子をお孫さんに伝えられます。
・都会の喧騒を忘れ、ゆったりとした気分になれること間違いなしです。
・休憩処がたくさんあるので、一休みするところに困りません。
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