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2007年10月19日の記事
上野動物園の楽しみ方パート2。
「生き物」に触れる!
こんにちは!まごでんスタッフのようこです。
前回に引き続き今回もまごでん流「上野動物園」の楽しみ方をご紹介!
2回目は「生き物に触れる機会を身近に作ろう!」です。
前回、上野動物園で行動展示の取り組みをお伝えしましたが、動物に触れ、その生態を知る機会を作ることはお孫さんにとって、とても大事なこと。
生き物に触れることで、「育てる」「慈しむ」「死を目の当たりにする」ことを経験することができます。
今回はそんな見どころをお伝えしながら、お孫さんに生き物に触れる機会を作ってもらいたい!という思いをこめてレポートします。
それではご案内スタート!
■サインや看板をじっくり見よう!
上野動物園では、それぞれの動物の案内のサインや看板整備に力を入れています。
例えば、トラの檻では、その縞模様の謎についての説明があるのですが、これがまたおもしろいんです!下の写真をご覧下さい。

ホンモノが檻の外に?!・・・いえいえ。これはホンモノそっくりの人形です。このように森の中でトラが隠れるのにその縞模様が役に立っていることなどが、立体的に確認することができるようになっています。
足あとなんかもちゃんとついています。これなら生態がよくわかりますね。
そして、「ゾウのすむ森」には下のような看板もあります。

体の中が分かる看板なんて、はじめて見ました!
これならゾウの体内の様子が一目でわかります。
この他にも、ゾウの体重計があってそこにゾウが乗ると重さが表示される仕掛けもありました。何千キロなんて数字はなかなか見ることができないので、子どもたちも驚いていました。

(写真左)ゾウの体重は「4220キロ」!!
(写真右)奥に見えるのが体重計です。
お次はこちら。
動物(生き物)の、ちょっとした動きなどが子どもたちにとっては好奇心を掻き立てる格好の材料になります。

こちらのの写真は、ライオンのエサの残骸。
1,5リットルのペットボトルと同じくらい?!と驚くような大きさの骨でした!肉食だということが目で見て確認できます。
不思議な感覚ですが、野生では、同じ動物園内にいる他の動物がライオンのエサになっているわけです。そんなことを感じると、自然に食物連鎖の知識へと結びつくようになってくる気がします。
「百聞は一見にしかず」。やはり目で見て学ぶことが子どもたちには一番の刺激ですね。
上野動物園ではエサやりのために外の飼育所から離れてしまっても、裏側でエサを食べている様子を見学できるようになっています。
どの動物がどんなものを食べているのか、お子さん、お孫さんと一緒に観察してみてくださいネ。
<ここで、まごでんワンポイント!>
上野動物園では、「携帯型端末」を無料で貸し出すサービスを実施しています。
動物園内にある、ICタグ(下写真参照)に端末をかざすと、その動物の詳しい説明が音声で流れるというガイドシステムです。
(写真左)これがICタグです。
(写真右)このように端末をかざすと音声が流れてきます。
西園ではこれを使ったクイズラリーなども実施しています。
小さいお孫さんには、これを聞いて学ぶというのは少し難しいと思いますが、大人の方がこれを使って聞いたことを、お孫さんに伝えてあげるという使い方を提案したいと思います。
貸し出し場所は東園にある総合案内所裏、もしくは西園の両生爬虫類館内です。
台数は90台ありますが、土日などはなくなってしまう可能性があるので、事前に予約することもできるそうです。詳しくはホームページをご覧下さい。(上野動物園ホームページ)
■「こども動物園」で動物に触れよう!
上野動物園では、西園にウサギやモルモットなどの小動物や、ウシやヒツジなどに触れることができる「こども動物園」があります。
<ここで、まごでんワンポイント!>
とっても広い、上野動物園。東園から「こども動物園」のある西園への道はかなりの移動距離。
その通路には木々がたくさん植わっているので、それを見て季節を感じながら歩いていくことももちろん良いですが、お子さん連れにオススメなのが「モノレール」。
上野動物園は、モノレールにも歴史があります。
なんと日本で初めてできたモノレールなんです!昭和32年12月17日から導入されたモノレール。導入当時のことを覚えている方も多いのではないでしょうか?
今のものは4代目。当時と変わらずに、今日も元気に走っています。
(写真左)東園にあるモノレール乗り場。
(写真右)現在のモノレール。駅に到着した時に大人からも子どもからも歓声が上っていました。
料金は片道大人(中学生以上)150円、小児(2歳以上)80円です。
モノレールを降りて、左に歩いて「不忍池テラス」を過ぎたあたりに「こども動物園」はあります。

(写真左)こども動物園の入り口。
(写真右)動物を触れる時間などは決まっているので、この看板で事前にチェック!
園内にはウサギやモルモットをはじめとして、ポニーやロバ、ウシ、ヒツジ、ヤギなどたくさんの動物が間近にいて、ヒツジやヤギなどはほとんどの時間帯で放し飼いされているので、触ったり抱っこしたりすることができます。
私が訪れたときも、たくさんの親子連れや大人が動物とのふれあいを楽しんでいました。
中には泣き出す子どももいましたが、勇気を振り絞って触ってみると、たちまち表情は明るくなっていました。動物のパワーってスゴイですね!
ここで是非見ていただきたいのが、「卵の人口ふ化機」です。
ここで飼育されている鶏やチャボが産む卵を温めてふ化させているんです。
このふ化機は外から見れるようになっているので、タイミングが良ければ卵からヒナがかえるところが見れるかもしれません!
ヒナが卵の殻を破って出てくる瞬間をお孫さんと見れたなら、それはとっても深い感動を与えてくれることだと思います。
このように動物の生に触れることで、命に対する概念を作っていくのだと思います。

(写真左)これがふ化機の様子です。
(写真左)ヒナがかえっていました!隣の卵もくちばしで殻を破ろうとしている様子が見えました。
<ここで、まごでんワンポイント!>
この「こども動物園」は、戦後の荒廃した時代に上野動物園を訪れる子どもたちへの贈り物として、当時の古賀園長が提案し、1948年(昭和23年)4月に開園したものです。
こういった動物に触れることのできる取り組みは日本で初めての試みだったとか。
開園に当って園長は「動物をいじめる傾向をできるだけおさえて、可愛がるという心をのばしてやるべきだと考える。このことは、可愛い動物を子どもたちに預け、それを正しく導くことによってのみできる。」と述べたそうです。
この考えが広まり、今では日本の各地で動物に触れ合える場所が作られていったんだそうです。
園長のこの想いはイマドキの子どもたちにとっても、本当に必要なことですね~。
■両生爬虫類館もお見逃しなく!
「こども動物園」ともう1つ、上野動物園に来たら是非立ち寄ってほしいところがあります。
それは、西園にある「両性爬虫類館」です。

両生爬虫類館の外観。
ここでは、その名の通り、蛇やカエルなどの両生類や爬虫類などを展示しています。
入るとすぐに、日本の平地の川の流れを再現している展示があり、上流、中流、下流にかけて、どんな生物が住んでいるのかを知ることができます。
同じカエルでも場所によっている種類が違っていたり、どんなものをエサにしているかなどがわかりやすく解説されています。
館内を進んでいくと、ワニがいたり、蛇がいたり・・・。バラエティに飛んだ展示が続いています。
この中で注目してもらいたいのが、時期により異なった展示が見られる特別展示室です。
私が訪れたときは、「カエルとツボカビ」についてでした。
ツボカビと言っても何のことだかわからない方もいるかと思いますが、ツボカビとは最近日本のカエルに寄生している病原菌の一種です。どんなものかの説明などは少し難しかったのですが、ここで興味深かったのは、カエルがツボカビによって大量に死んでしまった場合、生態系や日本の環境はどうなってしまうのかをジオラマなどを使って説明していたところ。
カエルがいなくなるとカエルをエサにしている蛇も餓えで死んでしまい、蛇をエサにしているワシなどまでも生きてはいけなくなる・・・といったことがぬいぐるみなどを使ってわかりやすく表現されているんです。
子ども達にとっては、食物連鎖の勉強にもなります。こんな風に身近な生き物が全ての生き物に影響を与えていたり、環境にも影響を与えているということを是非教えてあげてほしいと思います。

(写真左)カエルが卵→おたまじゃくしと成長していく様子を実際に見せる展示。
(写真右)「もしもカエルがいなかったら」。木の上でワシが倒れているのが見えます。
■ご自宅でも生き物に触れる機会を
お伝えしてきたように、上野動物園には大きな動物だけでなく、身近な生き物の生態も詳しく知ることができる展示がたくさんあります。
現代の都心ではカエルすらなかなか見られない状況。パパママ世代にも虫や小さな生きものなどに触れないという人が増えています。
そんな今だからこそ、じぃじ・ばぁばに率先してお孫さんに生き物に触れる機会を作ってあげてほしいと思わずにいられません。
そのためのヒントがたっぷり詰まった上野動物園。
風が気持ちいいこの季節、是非おでかけください!
☆まごでんスタッフ ようこ
様々な体験を通じて、ご自分も楽しみながらお子さんやお孫さんに大事なことを伝えるためのヒントブログです。
お嫁さんやお孫さんの本音もこっそりチェックして、一緒に過ごすネタを仕入れて・・
お孫さんとの交流はアナタの世界を広げるワクワク・ワールドへの入口です!
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